いしがき・れえす プレイ人数 2〜4人 忍者たちが、お城に忍び込もうと石垣を登っています。 一番早く石垣を登り切った忍者が、密書を手に入れることが出来るのです。 誰が一番に登りきるのでしょうか。みんな大慌てです。 でも気をつけて。 あまり慌てすぎると、手が滑って、つるんと落ちてしまいますから……。 ■ゲームの目的 サイコロの出目に従って石垣を登り、 誰よりも早く「ごおる」にたどり着くのを目指します。 サイコロは2つまで振ることが出来ますが、 2つめのサイコロの出目が1つめのサイコロの出目よりも小さい場合、 そのプレイヤーの忍者はずり落ちてしてしまいます。 勝負をかけるか、じっくり進むか。 状況判断と度胸が勝負を決めるでしょう。 ■ゲームの準備 2つのボードを縦につなげて置いてください。 「すたあと」の書いてあるボードが下側、 「ごおる」の書いてあるボードが上側となるようにつなげましょう。 後述のオプションルールを使う場合は「−2」の印刷されたマスがある側を、 使わない場合は「−2」の印刷されたマスがない側を表にしてください。 各プレイヤーは好みの色のコマを選び、「すたあと」の場所に置きます。 ■ゲームの手順  ○ジャンケンやサイコロ等でスタートプレイヤーを決めます。   その人から時計回りに、以下にある「手番中に行うこと」を行ってください。  ○手番中に行うこと    まず、サイコロを1個振ります。   その出目を見てから、2個めのサイコロを振るかどうかを決めます。   2個めのサイコロを振ったら、出目が確定します。  ○出目の確定   出目は、以下のパターンに分かれます。   ・サイコロを1個しか振らなかった   ・2個めのサイコロの出目が1個めのサイコロの出目より大きかった    これらの場合は、忍者は段を登ることに成功しました。    サイコロ2つの出目の合計を、「出目・・・登れる段数」と対照して    「登れる段数」分だけコマを上に進めてください。    出目・・・登れる段数      1〜3・・・1    4〜6・・・2    7・8・・・3     9・・・4     10・・・5     11・・・6   ・2個めのサイコロの出目が1個めのサイコロの出目より小さかった    この場合、石垣を忍者は登るのに失敗してしまいました。    手番プレイヤーの忍者コマ落下扱いとなり、1マス下に下がります。    すたあとマスより下に下がることはありません。   ・ゾロ目    1個めのサイコロと2個めのサイコロの出目が同じだった場合、    城の番兵に一番高いところにいた忍者が見つかってしまいます。    一番高い場所にいるプレイヤーの忍者は、3マス下に下がります。    一番高い場所にいる忍者コマが複数あった場合、全てが下に下がります。    すたあとマスより下に下がることはありません。    手番プレイヤーの忍者コマは(一番上にいたのでなければ)動きません。  ○ごおる   いずれかのプレイヤーの忍者コマが「ごおる」に到達したら、   そのプレイヤー以外の全員が一回ずつ手番を行います。   (この場合、ゾロ目が出ても「ごおる」にいる忍者コマは落下しません。    「ごおる」にいるコマを除いた中で一番高いところにいるコマが落下します)   全員の手番が終わった段階で、「ごおる」にいる忍者コマが1つしかなければ、   そのプレイヤーの勝利となりゲームは終了です。   「ごおる」にいる忍者コマが複数あった場合、ごおるにいるプレイヤー同士で、   手番の時と同じようにサイコロを振りあいます。   振る順番は『「ごおる」にたどり着くのが遅かったプレイヤー』からになります。   出た出目(※)を比べあって、一番高かったプレイヤーが勝利です。   引き分けだった場合は、勝者が確定するまでサイコロでの勝負を繰り返して下さい。   ※この場合、比べあうのは出目そのものです。登れる段数ではありません。    2個めのサイコロの方が小さい場合、出目は0となります。    ゾロ目の場合は2つの出目を足しあわせた数字がそのまま出目となります。    (たとえば3のゾロ目の出目は6、6のゾロ目の出目は12です) ※オプションルール  「くずれそうな石垣」  このルールを使用する際は「−2」のマスが印刷された側を使って下さい。  このルールを適用する場合、「−2」が印刷されたマスで止まってしまった場合、  その段の石垣が崩れ、その忍者コマは2マス落下します。  そのため、止まらないように直前で進む距離を調整したり、  止まらず乗り越えるために大きな出目を出す必要があるでしょう。  なお、このルール適用時に落下やゾロ目で移動した先が「−2」マスだった場合、  マスの効果が適用され、更に2マス下がることになります。